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拘りの注文住宅2(基礎編)

設計の次は 基礎の話です。 皆さまご存知のように 基礎の種類は、布基礎、ベタ基礎 独立基礎 に分けられます。
一般的に耐震に強いのは、ベタ基礎と言われて、今の木造住宅は全てと言ってよい程これを採用しています。
ベタ基礎と言うのは、初めに耐圧盤と言われるコンクリートを鉄筋を升状に結束して150mm位の厚さで水平打ちをします。
その上に立ち上げのコンクリートを通常40cmの高さで打設します。 この時基礎の厚みは120、135、150 の種類がありますが中の鉄筋の埋め込み具合を考えると(かぶり厚)150cmは欲しいです。特にW筋の部分は120ではかぶり厚が取れません。
 今少し触れましたが、鉄筋の太さ、升の大きさ(ピッチ)、フックの付ける付けないで強さも変わります。
真冬の打ちこみ、真夏の打ちこみにも 混和材があり、入れすぎや不足でも強度が変わります。また基礎用のセメント配合
で、丈夫なコンクリートを指定する事も出来るし、打ちこみ時に第3者機関に来てもらって、生コンを採取してあとで検査証を
発行してもらう事も出来ます。
 そのほか、コンクリートの寿命(中性化)を延命させるものとか、強度を増す事も可能となります。(当社はこの部分で
抗酸化コンクリート打設工法使用します)型枠を変えることで、耐圧盤と立ち上がりの隙間からのシロアリの侵入を防御する1体打ちとかもあります。
発砲スチロール製の型枠を使って、そのまま断熱基礎とする工法もあります。
 この時に耐圧盤の中に 電極棒を入れておき、深夜電力利用での基礎暖房工事なども ここで施工しておく事になります。

また基礎の内部で、風通気のよどみを軽減するために、よどみそうなところに75φの貫通穴を何個か開けて置く事も
します。 フクビの 独立型の丸基礎工法などを採用した場合は、床下のよどみは、ほぼなくなります。(対応可)

ここでの注意点は、人通口の位置です。 メンテナンスで床下に潜る時に 通りやすい位置で、強度を減らさない場所に
注意して開ける事です。(やたらと開けてはいけません)
基礎の話は まだまだ、この10倍位書きたいところですが、 ひとまずここで終了。次は土台の樹種について。
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プロフィール

菊地 英豊 

Author:菊地 英豊 
自然素材 健康住宅 で病気を予防する《予病住宅》を建てるこだわりの健築屋です。

健康第一! 生きていると色々な問題が起きます。 いつまでも健康で長生き出来て
家族みんなが幸せでいられる環境を住宅に求められる様に、考えてきました。
病気にならない為には? どうして病気になるのか?と長年考えました。
一口に言うと、それは ストレス。
ではどうすれば良いのか 一緒に考え、ストレスのかからない家を追い求めてこれからも続けていきます
少しでも皆さんの健康維持を助ける事の出来る住宅を造ることに努力しています。
水 空気 食 低体温 電磁波 生活習慣病 運動 メンタル 空調 抗酸化 に
気配りした住宅造りです。

応援よろしくお願いいたします。

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